『終活』という言葉は広まったものの、『終』という文字の印象で、どうしても70代後半から80代以降の人が対象であるというイメージがあります。
しかし今や大学生でも終活資格を持つ時代で、いつ始めても早すぎることはありません。
ただし現実的には、10代20代よりも、親が後期高齢者となった40代後半から50代あたりの世代が、親の見守り・介護を通して、あるいは自分自身も人生の折り返し地点を迎えて、終活への関心が芽生えていくのではないでしょうか。
『終活』というのは、『自分の人生を考える』という表現に置き換えることも出来ると思いますが、『終』と付く以上、人生を見つめるに当たっては、終焉からの視点を持つのが特徴的だと言えます。
前から見ただけでは分からない問題に気づかせてくれます。
そして親の人生終盤の姿・・。
その姿を見て、子どもは必ず何かを感じます。そして、自分が高齢者となった時に「こうありたい」「弱る前にこの問題を解決しておきたい」など、何かしらの具体的な想いが出てくるもの。
その想いを持った時が、自分の終活の始めどきだと言えます。後期高齢者となるのを待たなくても、気づきがあった時にいつでも始めていいのです。
シニアというのは、ある意味「力」を手放していく時期ですから、開始はそれ以前の方が「こうなりたい」は実現しやすくなると思いませんか。周囲の「終活なんて早過ぎる」という声は、全く気にする必要はありません。
収入面・体力面・健康面・精神面、全て余裕があるうちに、今後の人生設計を考えるのが、思うような終活を実現する大事なポイントです。自由が利けば利くほど、可能性と選択肢を持つことになるからです。
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