仲間にこんなパーティーを開いて貰えたら最高です。
それは『エンディングパーティー』。
近年、葬儀は身近な家族・親族だけで、という家族葬が増えて、友人・知人たちが葬儀への参列を遠慮しないといけないケースが増えています。ご家族はそれで良くても、故人といつもお付き合いをしていたお仲間がお別れ出来ないのは、寂しいことですね。
その需要に応えて、お別れ会を開くためのパーティープランを見つけました。
仲間が集まって、ケータリングのお料理いただきながら故人を偲ぶことが出来るプランです。
イベント出展で、お料理が披露されていました。
季節感のあるテーブルセッティングで、お聞きしたところ、イベント出展だからなのではなく、実際にもこの様な演出がされるそうです。
美味しいお料理を食べながら、仲間が故人の思い出話をして偲ぶことで、気持ちの整理が出来るのではないでしょうか。
お別れのセレモニーは故人のためのものですが、でも実は、残された者が亡くなった事を受け入れていくためのものでもあるんですね。
こちらはスイーツの試食。
トレーにたくさん並べて出てきた抹茶プリンですが、あっという間になくなり、後から持ってきて下さって写真を撮ることが出来ました。プリンの奥は緑茶です。
葬儀と違って、仲間でパーティーを開催したい場合、主催者は幹事になります。他人が企画をし、逆に故人の家族を招待してもいいのです。職場でのつながり・地域活動・趣味の仲間、あるいは恩師と教え子たちなど、家族以外にも、故人が親しくしていた人は大勢います。
このエンディングパーティーは、落ち着いてから日にちを決めて、ゆっくり打ち合わせをして準備をができ、自由度が高いのが特徴です。
そして香典ではなく会費制です。
多い価格帯としては、1人5000円~8000円とのこと。そのくらいでの開催を希望される方が多いそうですが、もちろん、もう少しリーズナブルにも、豪華にも出来るとのこと。
お料理はパンフレットで、¥3,780のカジュアルプランから、4千円台、5千円台、¥6,480のプレミアムブッフェプランまで、写真付きで紹介されていました。
このケータリングサービスは、8月下旬に東京で開催されたエンディング産業展に出展していたところを取材させていただきました。
既にエンディング産業展については、記事を投稿していましたが、ひと通り回った中で、個人的にこちらのブースが一番印象に残りましたので、ブースの演出に合わせ、秋に取り上げることに致しました。出展者は、株式会社シービーサービスのCBSケータリングで、スタッフさんたちの対応は丁寧でした。
こんなパーティーをして貰えるような、良い仲間に恵まれたいものですね。