少人数制の「終活セミナーお茶会」を開催しました
家族の問題は真っ先に女性にやってきます。高齢親を持つ女性が、弱音を素直に出せる井戸端的な集りがあってもいいのでは、と企画し、試みとして開催をさせていただきました。
前半は終活情報をお伝えするミニセミナー、後半は参加者の皆さんのフリートークの時間を持ちました。
高齢親を持つ女性は、自分自身も心と身体の変わり目を迎えています。普段は鎧兜を身につけていても、実は悩みを持ち、モヤモヤした感情を持っているもの。それを話す場は必要なのではないでしょうか。
今回は試みということで、私が直接お会いしたことがある方々に告知をし、その中で応募をして下さった方々のクローズでの集まりでした。
いくつになっても可愛いものにはテンションがあがります
場所はメルヘンチックな喫茶店。駅近で分かりやすい所にしました。
ここはケーキが可愛いお店です。
ミニセミナーとフリートーク
今までの80代以上の高齢者は、終活をしないで亡くなる方が多かったわけですが、その実例パターンをご紹介しながら現状をお知らせして、「知ること」「考えておくこと」がいかに大事かをお伝えしました。
そしてフリートーク。日常生活諸々の発散OKです!自分以外は男きょうだいのため、近い将来、親の見守り・介護は必ず回ってくるという女性や、既にご両親ともに認知症になった女性など、それぞれ抱えている不安を話して下さいました。
参加者のご感想
☆お話が分かりやすく、具体的な事例や、最新の情報まで教えていただき、大変実のあるセミナーでした。
☆最後に看取る人がいない時、誰に世話になることなるのだろうか、迷惑をかける人がいないかと、改めて考察してみようと思いました。
☆自分自身の問題をお話させていただき、うれしかったです。聞いていただいてありがとうございました。
等、ご感想をいただきました。
そして皆さん当ブログをお読み下さっていて「坊主バーに行ってみたい!」「ツアーを組んで欲しい!」とのご要望も熱く書いて下さいました。
最後に
「知り合い」でのクローズと言っても、今までに2、3回お会いした程度。ご応募して下さり感謝感謝でした。
私自身、終活をテーマに話したい方、高齢親の愚痴を言いたい方、ちょっと終活が気になっている方の入門として、この様な企画も必要なのかな、と感じました。このお試しでの開催は、時間は2時間、参加費は¥2000以内でした。
実はシニアライフにおいて、日々の活力に直結する「楽しみ」という分野がとても大事だろうと考えています。何か一緒に楽しい事をしたい、1人では行きずらい所へ行ってみたい等のご希望をお持ちです。
『終活』で集まる良さというのは、鎧兜を取り、弱い部分を共有できる関係性を築けることです。そして更に「楽しむ」ことへと繋げていくことが期待されているのですね。今後の活動の広がりの予感を嬉しく感じつつ、お開きとなりました。