コロナ禍の中での開催
『エンディング産業展』が11月24日~26日の3日間、開催されました。会場は、東京ビッグサイト青海展示棟Aホール。
コロナ禍ではありますが、多くの出展がありました。毎回、エンディング業界の自由な発想には驚かされます。
人の目につかないからこそ個性的!?
イベント用に準備されたものか、きらきらの骨壺が、人の目を引いていました。(画像ではわかりずらいですが、模様がきらきらでした。)
今年大ヒット中ですが、まさか、この展示会で『鬼滅の刃』・炭治郎柄に出会うとは思っていませんでした。
食器で有名な香蘭社は、初出展とのこと。落ち着きある上品な骨壺が並んでいました。
すっかりお馴染みとなった假屋崎省吾さんプロデュースのシリーズは、華やかです。
華やかで自由な葬儀の形
昔にくらべ、祭壇のお花は色鮮やかです。
まるで結婚式のような葬儀の提案もあります。
そしてリアルでの葬儀にズームで参加できる仕組みも。
ペットの供養
今回レポートしたのは、“真珠”。人の遺骨からダイヤのアクセサリ―を作るのは知られいますが、ペットの小さな骨から、真珠を作るサービスです。
約一年後、この遺骨からアコヤガイが真珠へと育ててくれるそうなのですが、真珠が出来た後、自分のペットの骨だと、どうして判別できるのでしょうか・・!?
実は、事前に骨とICチップ一緒に樹脂コーティングするそうです。
見た目ではわかりませんが、真珠が出来上がった後も、ICチップでちゃんと判別できるそうです。
供養の形にも様々なバリエーションがありますね。
最後に
コロナ禍での開催で、体験型の企画は減少し、代わりにPCR検査のブースが出現していたのが、2020年らしく、印象的でした。
女性は、最後まで選択肢が多いようです。
葬儀・墓・供養の形は、変化しています。今回も、新しいアイデアに触れることができました。
古い形にとらわれず、思い込みを捨て、自分らしい最後を考える参考になれば幸いです。