7月10日より、法務局にて、自筆証書遺言書が保管ができるようになりました。
今まで多くの場合、自宅に保管されていた遺言書ですが、自宅での保管にはリスクがありました。
見つけて貰えない・破棄されてしまう・改ざんが行われる、といった可能性です。
しかし今後、法務局によって保管されれば、遺言書の存在の把握がしやすくなったり、紛失・改ざんのリスクも減ります。
加えて、相続人が裁判所に出向いての検認(遺言書の存在の確認をする作業)が不要となります。これによって、遺産分割の流れがだいぶスムーズになるのではないでしょうか。
コロナ自粛期間中、家の中の片付けをした人が多くいました。しかし片付けは空間の整理だけではありません。
いきなり遺言書の話題では、ピンと来ないかもしれませんが、人生には常に整理が必要です。
今後の人生をより良く生きるために、これを機に、終活で頭の中をスッキリさせてみてはいかがでしょうか。
限られた生を意識することで、思い切って自分を変える勇気を貰えるものです。
終活は自分を深掘りするので、哲学でもあると思います。
再びコロナウィルスの感染が拡大してきました。
想像力を働かせ、あとで後悔をしない行動の選択をしていきたいですね。