11月22日は「いい夫婦の日」でした。この日は夫婦問題を扱っている(株)ボヌールのランチ会にご招待をいただき、終活についてお話をさせていただきました。

 

 

場所は横浜。会場は横浜モアーズのレストラン。ランチ会の前に、30分ほど終活についてお話をすることになっていました。せっかく「いい夫婦の日」ですし、夫婦関係について触れながら終活ミニミニセミナーを行いました。

 

お話した項目だけあげてみます。

☆墓・介護の選択は夫婦仲によって違ってくる   個の選択の時代
☆相続では「配偶者」は一番大きな存在   妻の実家から受けた財産をどうするか
☆子のない夫婦の相続   持ち家に配偶者親族の権利がつく問題
☆子がいる夫婦が離婚した場合   親は赤の他人になれても・・
☆離婚後の親が再婚した場合   複雑な相続
☆子のない親族がいた場合   問題が持ち込まれて離婚の危機
☆事実婚で本人が終活していない   誰が医療・葬儀・墓を主導的に決めるか
☆亡くなった後に不倫が発覚   デジタル終活の必要性

 

80代の親世代と違い、その子どもの世代はきょうだいの数が減って、実家からの財産が来やすくなっています。このため、専業主婦であっても、不動産やまとまったお金を所有しているケースがあります。

 

例えば、夫婦仲が良くない、夫がギャンブル依存で悩んでいる、などの場合、妻の方が先に逝くことを想定すると、実家からの財産も夫に行くことになりますが、法定相続分通りで大丈夫ですか。可能な限り、子どもの方へ割合を増やしたいのであれば、事前の準備が必要になってきます。この様に様々な現実問題への選択は、夫婦仲や事情によって、大きく変わってくるのです。

 

この様に、色々な現実問題への選択は、夫婦仲や家族の事情によって、大きく違ってくるのです。

 

限られた時間の中で、1つ1つについて深くお話は出来ませんでした。しかし、それぞれの現実問題に対しては、終活によってリスクマネジメントへの気づきや、情報収集ができることを知っていただくことができました。

 

家族であっても、夫婦は元々は赤の他人です、再び赤の他人に戻る可能性を持ちつつ、家族の土台となっているのです。

 

夫婦関係と終活は密接にリンクしています。

 

夫婦関係を意識しての終活というものが、人生の後半をより良く生きるには必要となってきます。心の問題と現実問題、この両方に向き合うのが終活です。

 

 

ランチ会が始まっても、お墓の話題など終活のついてのフリートークが続きました。時折ドリンクバーに立ちながら、話が弾んだ会でした。

 

 

終活を広めるため、この様にランチ会やお茶会でもお話をさせていただいています。お気軽にお問合せ下さい。

 

 

応援をして下さる方は、バナーのクリックをお願いします。


にほんブログ村