神奈川県内の、有名な紅葉の名所に行ってきました。入るとすぐにこの景色に出会えます。
庭は一面苔に覆われていて、苔の庭には石畳がよく似合い、洗練された雰囲気です。
人通りが途切れると一瞬静けさが広がり、幻想的。苔の緑と紅葉の赤のコントラストも素敵です。
苔とモミジと石畳のコラボ。足元まで感動的です。
空を見上げても、モミジ。
先の景色につられて歩くと、
小さな滝と池がありました。
庭内には沢が流れ、所々に水の流れる音が聞こえるスポットがあります。
視界が広がる場所も。
向こうに見える山々も、借景に。
ご案内が遅れました。ここは神奈川県の紅葉の名所、「箱根美術館」です。
箱根湯本からは、まず箱根登山鉄道に乗り、終点の強羅(ごうら)駅へ。40分ほど乗ります。
赤い電車で、何度かスイッチバックをしながら山を登ります。3両の端から端の高低差は3m60chにもなるそうで、電車内は斜め。このため、車いすやベビーカーなどは動かないよう注意が必要です。
強羅に着くと、一旦改札を出て、すぐ隣の策の向こうを走るケーブルカーに乗り換えます。
ラッキーにも、一番先頭車両の一番前の席に座ることができました。写真は帰りに撮ったものですが、行きは、臨時列車が出るほどの行列で、ホームから人がはみ出そうなくらいの混雑でした。外国人も多いです。
正面のガラス越しに見た進行方向の線路の風景です。
乗ってしまえば2駅で、距離としては歩ける距離なのですが、行きは上りなので、ケーブルカーを利用した方がいいでしょう。帰りは下り坂を徒歩で強羅に戻りました。ひたすら下るので、けっこう脚にきました。
この美術館は、展示物よりも庭園が有名です。以前より、ぜひ紅葉の時期に来てみたいと思っていましたが、ようやく今回叶いました。
2階の窓は、景色が見られるよう開口部が大きく、とても明るい室内です。
(※展示室・展示物の撮影は許可をいただいています。展示室によって撮影禁止の場所があります。)
館内の窓からは、どこも紅葉を見ることができました。下は売店の窓です。まるで絵画のようですよね。
子育てという責任を一つ果たし、ようやく得た貴重な時間を楽しんでいます。
サラサラと流れる水の音、小さな滝となって落ちる音にも癒されました。
今回は散策のみでしたが、庭内には茶室があり、お抹茶と和菓子をいただくことができます。また別の季節にも訪れることができましたら、風景を眺めつつ、静かな時間を過ごしてみたいと思います。
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