以前お知らせしていたカウンセラー本ですが、昨日校了を迎え、6月1日出版の運びとなりました。
21人での共著ということで、執筆や校正作業の進行はもちろんのこと、本のタイトル決めから、表紙のデザインに至るまで、皆で意見を交わし、調節し、足並み揃えて進めて参りました。
その分大変さもあれば、喜びも21倍ということで、執筆者たちも、この経験を通して大きく成長できたのではないかと思っています。
最初は「悩む人」でした。それがいつの間にか「悩みを聴く人」に。苦しみを知っているからこそ、同じことで悩む人に寄り添うことができます。今、悩んでいる人も、いつかカウンセラーになる日が来るかもしれません。そう思うと、人生は不思議です。自分でどんな風にも変えていけるのですから。
人に悩みを話すのには、勇気が要ります。ましてカウンセラー相手に話すなんて、「私は病人ではない」、と抵抗を感じる人もまだまだいらっしゃるのでは。日本でも、気軽に心の専門家に相談をする、そんな習慣が広まっていけばいいなと思っています。
どんなにAIが発達しても、カウンセラーはこれからも必要とされると言われる職業です。
悩みの最中にいる人、カウンセリングについて知りたい人、カウンセラーに興味がある人・なりたい人、カウンセラーになりたてで先輩の話を知りたい人、どの段階にいる人でも、手に取っていただけたら嬉しいです。
『カウンセラー物語 ~心に寄り添う21人の軌跡~』は、6月1日、¥1200で発売です。
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