『華』という漢字。

『花』が単純に植物の花を表すことが多いのに対し、『華』という文字の方は、はなやかとか、あでやかとか、美しいとか、繁栄とか、そんな形容詞的な印象を表しながら使われることが多いと思います。

 

『華』が付く熟語も、「華麗」「豪華」「栄華」など、きらきらしたイメージがあります。

 

ところで『華』には「六十一」という意味もあることをご存知ですか?

 

『華』の文字には「十」が六つ、そして「一」がひとつあり、「六十一」、すなわち数え年の六十一歳は、満六十歳、ということで、還暦の意味にもつながるのです。

 

女性が五十歳を迎え、これからの人生を見つめる時、過去の辛かったこと、後悔したことを忘れてはいません。そして、これからの人生こそ、人のための我慢や無駄な我慢をせずに、「自分の人生をより良く生き直す」みたいな決意を持つ人が多いのではないかと思います。

 

もちろん、口に出さずとも、心に秘めているわけです。「もう後悔はしたくない」と。

 

そういう意味で、五十代は、これからの人生を決める大事な時期だと思っています。本当はどうしたい?何が楽しい?自分らしいあり方とは?

 

60代の定年までルーチンワークで過ごし、それから新たな目標探しを始める人は、ちょっと出遅れてしまうので、彩りあるシニア生活にしていくには、今をどう過ごすのか、そういった意識だけは五十代から持ってみて下さい。

 

人が覚悟を決められるのは、残された時間を思うから。人生には終焉があることを意識することで、自分を変える勇気を持ちます。五十代は試行錯誤しても、妄想をしてもいいと思うのです。

 

“目指せ!のシニアライフ!”

 

その目標にふさわしい『華ライフ』を由来に、表記を『87life』にしました。今日はぜひ「ハナライフ」と覚えていただいて、また訪れてみたくなった時に、思い出して下さい。

 

 


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