6月3日、珍しく観劇のため劇場へ向かいました。

 

場所は新橋演舞場。

 

開場の小一時間前に着きましたが、既にかなりの人が集まっていました。出演は次の方々。お土産のお饅頭の箱のイラストなのですが、ご本人によく似ています。

そして2017年のゲストの女優さんは・・、

といった出演者の皆さんで、この顔ぶれを見ただけで、笑えないわけがない喜劇です。熱海五郎一座というのは、ご存知、伊東四朗一座の座長・伊東四朗さんが不在の時の一座名です。伊東の手前だから熱海、四郎の次で五郎の様です。

演目は『消えた目撃者と悩ましい遺産』

 

ドアの外からの風景ですが、観客の層は老若男女問わず幅広く、隣の席は20代くらいのアベックカップルでした。

手前の左にチラッと写った一段高く見えるのが桟敷席です。

昨年はチケットが取れなくて断念。今年もうっかり出遅れましたが、ちょうど1階正面の席が空いていてラッキーでした。

何が“フルボディー”なのだろうと思っていたら、歌・アクション・踊り満載のエンターテインメントでした。ただ吊るされているだけの動きのない宙づりまであって、観客は楽しめますが、身体を張っての演技にびっくりさせられました。たぶん、一座の半数以上が私よりも年上です。

遺産を狙われるのはラサール石井さん。リーダー渡辺さんとがっつり絡むのは3年ぶりとかで、とても嬉しいとのことでした。

昇太さんは活舌が悪く、台詞を噛む度に受けて、一瞬、大河ドラマの役になったり、積まれた座布団が出てきたり、渡辺正行さんは全く似ていないモノマネが辛そうで、その様子が面白くて、紀香さんは歌舞伎の見栄を切って、何でもありで楽しませて貰えました。どこからが台本の台詞なのか、アドリブなのか、自由過ぎて見ている方は全く分からず、日ごとにどんどん劇が変わるというのですから、本当に笑いのセンスと実力がある方々なんだと思います。

 

食や運動も大事ですが、身体に気をつけても生き生きと過ごせるわけではありません。時にこうして思い切り笑いに行くのはお勧めです。三宅座長も最後に、また明日から頑張ってやっていこうと思って貰えるよう、続けていきますと挨拶されていました。たまには、自分へのご褒美もいいものです。

 

誰もが笑っている時が一番生き生きとしています。そして笑顔の人の所に人は寄ってきます。趣味で落語をしているご近所の発表会でもいいですし、生活の中に「笑い」を取り入れて、免疫アップを目指したいですね。